簡単でいい

 そこはかとなく、緊張している。思えば、2ヶ月近く、良いストレス下にある。たまに酔って投稿したりしてしまうこともあるが、Twitterのアカウントは放置してある、つまり、このブログは、「厭世詩家と女性」名義で在るので、今こうして自動書紀の如く、つらつらとスマホに打ち込んでいる文章も、「厭世詩家」によるものということになるわけだが、実際のところ、7年ぐらいTwitterをやって、「厭世詩家」をやって、精魂尽き果てたし、トラブルは避けたいので、「厭世詩家」は捨てたことにした、という次第である。

 某同人誌に「厭世◯◯」なる筆名で寄稿をしたが、おそらくペンネームとしては、そちらを使うし、ネット上の「厭世詩家」及び「厭世さん」「厭世」とかいう輩はインターネットを卒業したのだと思ってくれていい。

 何に緊張しているのかというと、元々カノから「元気すか?」といったメッセージが届き、本日他愛もない通話が行われるであろうからである。

 元々カノは現在交際関係にある男性がおり、別にボクに通話があるからと言って、甘い雰囲気にはなりようがないし、ボクも今はとても女性とお付き合いできる状態にないので、それならば、何も構える必要はないのだが、それでも、なんとなく、こういうのは、緊張するものであり、ボクはそもそもあがり症であるからして、何も不自然なことではないのである。

 そんな瑣末事はうっちゃって、さしあたり、「今は何もしていない」と、他人に伝えるほかない現状を打破する術を考えるべきであり、この数ヶ月間、マジメな学生だった頃と同じくらいに、神経は張り詰めていたボクの筆先がこのしまりのないしょうもない文章で発揮されていないことを嘆くべきであり、元カノはTwitterをやめるべきであり、ボクは一先ずシャワーでも浴びてリラックスするべきだろう。

 簡単でいい。ボクらはきっとむつかしく考えすぎだ。